前回ブログに書いた通り、料理が苦手な私。
そして目に入ったのがこちらの記事。
記事のタイトルは、
「家事は知的労働に劣る」という発想の大問題 料理を「毎日」作ることの大変さは語り切れない
です。
お総菜の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営する社長と生活史研究家の方の対談記事なのですが、大変興味深く読ませてもらいました。
うんうん、と頷いてしまったのが、
・「義務」としての料理から解放されると、料理の楽しさが生まれる
・家事の大変さを理解してもらうには、例えば料理というのは、作るだけじゃなくて、メニューを考えたり、栄養を考えたり、子どもの好き嫌いを考えたり、冷蔵庫の中身を思い出したり、いろいろなものが付随しているし、それが心の重荷になるんだよ、みたいなところから説明しないといけない。
料理というのは、作るだけでなく、それに付随する「脳内タスク」がある。
まさにその通りですね~。
義務でなければ、そしてそれが毎日でなければ余裕が生まれて、きっと私なりに楽しみながら料理ができるんだろうな。
記事には軽視されがちな家庭内労働を、外注できるサービスを用意することで可視化し、外注したらこんなにもお金がかかることを主に女性が一人で無償でやっているんだよ、と言う大変さを理解してもらいたい。
この大変な家事を女性がほぼ一人でやることがまだまだ一般的な世の中なので、「毎日」「何年も」やり続ける大変さがもっと認識されてほしい。
とお二方の意見があるのですが、こちらも激しく共感。
もちろん女性ではなく主な家事を男性が担っているご家庭もあるでしょう。
つまりは家庭内の一人にその負担をかけすぎない、大変さを家族全員で共有できる、お互い労れること、が大切なんですよね。
わが息子たちは、私たち夫婦の仕事、家事の分担スタイルがきっとスタンダードとして育っていくわけなので、家事=母親がやること、と言う刷り込みだけは避けたいな、と思っているところです。
この本、早速読んでみようと思います。