白米母の暮らしの記録

私のなんでもない日々の暮らしの記録が、いつかどこかで誰かのお役に立てれば、と思います。

【「暮らしをまわす ためず まよわず よどみなく」を読んで。】

 

前回書いた暮らしについて。

その勢いに乗って図書館で暮らしにまつわる本を何冊か借りてきました。

そのうちの一冊がこちら。

 

   

 

4才と2才の男の子を育てる母として、共感できること、参考になることばかり!でした。

「暮らしをまわす」ことが、私の毎日の役目です。

‥‥じっくり、ていねいに暮らしを楽しみたいと思いつつも、今の私はまさに1日をまわすことで精一杯。

 

はい、全く私もその通りです。

日々の暮らしはシンプルで余白があること、なんて書きましたが、家事、仕事、育児をこなしていく中では、なかなか難しいのが現実です。

 

今は一時仕事から離れている状態なので、仕事をしていた時間をこうして本を読んだり、ブログを書く余裕もありますが、それまでは常に次にやるべきことを考えている状態でした。

 

仕事を終えたら、よーいドン!で夕飯の支度、お風呂、寝る準備をしたら、長男を迎えに行き、一旦帰宅、長男と一緒に次男のお迎え。

だいたいまっすぐ帰ることはないので、保育園で絵本を読んだり、電車を見て帰ったり、庭でひと遊びしてから家へ入ったりで、落ち着くのは18時頃。

そこから汚れものを手洗いするもの、洗濯機直行のものと仕分けして(ごはんつぶを取ったり、泥汚れを石鹸で洗ったり。これが地味に面倒…。)、夕飯を食べさせ、お風呂の時間まで少し遊びます。

フルタイムで働いていないのに、私はその時点でいつも息切れ気味。

お風呂に入り、歯磨きをして、洗濯機と食洗機に洗いものをお願いし、余力があればおもちゃを片付け、絵本読んだりして寝かしつけ。

ほぼ100%寝落ちして、0時くらいに目が覚めて、洗濯ものを干したり、疲れていたら乾燥機にお任せしたり。夫が起きていたら、少し話したり。

そして日々、過ぎてゆく…。

 

育休が明け、ワーママデビューしてからは、どうすれば効率よく、極力ストレスなくこれらをこなしていけるか、日々考えながら生活してきました。

なので、"ためず、まよわず、よどみなくの習慣で暮らしをまわす"と言うことに、うんうん頷いてしまいました。

ためこんで、まよって、よどんでしまうと一番先に自分が苦しくなって、その悪影響がこどもや夫にも及んでしまうんですよね。

家の空気が悪くなりがちです。

 

なるほど、こうしていくと良いのね、と言うヒントがたくさん詰まった本でした。

特に、

5章 いつも機嫌のいい自分でいるために

6章  心穏やかな日々を送るための心がけ

は3回くらい読み返してしまいました。

 

読んだだけで実践はこれからだけれど、なんだか気分がスッキリ。

 

暮らしをまわす中心が母親であることが多い日本。

父親やパートナーと一緒に平日の忙しい時間を乗り越えられることが理想ですが、男性の家庭進出は遅々として進まないのが現実です。

今はそこを嘆いても仕方がない。

そもそも家庭進出は、家事育児に非協力的だったら無意味ですしね…。

 

上手に自分の機嫌をとりながら、日々の暮らしを楽しみたいものです。

【暮らしの記録。どんな暮らしがしたい?】

長男画。頭足人からいつの間にか進化していました…!

 

結婚、出産を経て、"暮らし"を考えることが増えました。

暮らしが乱れると自分の気持ちも乱れてしまうんだな、と感じることも、暮らしを整えると、こんなにも気持ちが軽やかに、そして晴れやかになるんだな、と感じることもまた多くなりました。

 

と、言うわけで。ブログタイトルをようやく変更しました。

私が綴りたいことは、何でもない日々の暮らしの記録だなぁと。

 

そして暮らしって何?私はどんな暮らしをしたいんだろう?ゆるりと考えてみました。

 

暮らしとは?大辞泉より。

1.暮らすこと。一日一日を過ごしていくこと。

2.日々の生活。生計。

 

そして暮らしには重要な要素と言うものがあり、こんなことだそうです。

つまりはQOLを高める要素ってことですね。

  • 食品(食べ物や飲み物)
  • 衣料(身に着けるもの)
  • 住居(安全に住む場所)
  • お金(収入の確保や家計)
  • 家族関係(家族を作る)
  • 人間関係(個人や社会との関わり)
  • 時間(時間の配分や使い方)

 

なるほどなるほど。

 

これらのことが整っていれば、暮らしも自分の心も整ってくるんですよね。

もちろん健康な心と体ありき、にはなりますが。

年を重ねるに連れ、少~しずつではありますが、自分が心地良いように整えることができてきたような気がします。

自分軸で考え、自分にとっての適正量が分かってきた、とでも言いましょうか。

20代の頃よりは生き易くなったのかな、と思えるのはこれが理由なのかもしれません。

あの頃は、良くも悪くも色々なことが過剰だったな...と思います。

 

人生100年時代。

私はこれからどんな暮らしがしたいかを考えると、その時々の"自分にとっての心地良さ"をアップデートして、暮らしに落とし込んでいけたら良いな、と思います。

これから体力気力は衰えていく訳ですが、これまではこれが快適だったから、とアタマを固くするのではなく、年齢や自分を取り巻く環境の変化に合わせて柔軟にね。

 

何だか抽象的な表現ばかりになってしまいました。

 

今の自分にとっての心地良さは、シンプルで余白があること。

これを暮らしの各要素に落とし込んでいきたいわけですが、具体的にどうやっているのか、どうやっていこうか、追々書いていきたいと思います。

いつになるかな…。

【占拠!虫カゴ問題。】

"良い運気は「玄関」から。風水を上手に取り入れましょう。"

良く聞きますよね。

 

私も玄関には花を飾るくらいで、掃除もしやすいし、極力モノは飾りたくないなぁ、と思っていたのですが。

 

どどーん。

 

 

この虫かごの後ろには、結婚式で使ったウェルカムボードが飾ってあるのですよ。

夫にそれを言ったら、ニコニコしながら「隠れちゃったね!」とのお返事…。

 

土間収納にもカップ(すべて幼虫が入っている)がずらり。

 

 

玄関、土間収納が虫たちに占拠されつつありますが、収納の使い途は人それぞれ。

みんなで住む家、みんなが心地よく、みんなで楽しめる家にすることが今は大切です。

 

こどもたちは虫に興味を持っているようだし、虫捕りも夫と一緒に良く行きます。(私はその間ひとり時間を満喫。)

捕った虫を図鑑で調べたり、絵に描いてみたり、たまに気が向けばお世話してあげたり。

自然に触れ、命ある虫に触れ、こどもたちにとってはプラスになることばかりです。

私だけでは経験させてあげられなかったことなので、夫にはとてもとても感謝をしています。

 

そう、虫かごを置く場所さえ他に確保できれば私は良いのです。

例えコオロギが虫かごを脱走してお風呂場やトイレで発見されても、夜中に突然カエルが泣き始めても、カナブンが家の中を飛び回ってしまっても。

 

多少自由になる時間が増えた今のうちに、自分のモノも含めて玄関、土間収納にあるモノの要不要を見直して、虫かごスペースを作りたいなと思います。

 

気になる虫の本も見つけました。

養老先生×海野さん(さすがインスタの写真も美しい)。

 

【夏の庭】

夏、ですね。

毎日汗だくでこどもたちの送迎をしています。

 

梅雨はどこへ?と思うお天気が続いていますが、まだ梅雨明けはしていないのですよね。

 

暑さが苦手な私は、庭のお手入れもできずに、のびゆく芝生と雑草を毎日眺めながら悶々としていました。

春までは調子良く花壇のお手入れや草むしりも頑張っていたのです…。

芝刈りも好きで、去年は毎週末刈る刈るモア(芝刈り機の名前)と共に頑張っていたのです…。

今年は私の体調もイマイチで、なかなかできずにいました。

 

そこへ暑さに強い夫が芝刈りしようかな~と、一日で一番暑い14時に芝刈りを始めてくれたではありませんか。

そこにわらわらと続くこどもたち。

こどもにとっては暑さなんて関係ないのですね。

 

小一時間汗水たらして頑張ってくれた夫とこどもたち。

おかげで夏の庭もスッキリさっぱり、気持ちの良い庭になりました。

どうもありがとう。

 

庭を作ること、天然芝にして花壇も作るとなると、手間も時間もお金もかかるのに、自分好みの庭を作りたい!と言う気持ちは消えないんですよね。

花壇から花を摘んでプレゼントしてくれる長男、オジギソウを触って葉っぱが閉じると「みてー!みてー!」といつも報告してくる次男。

別の日には、アリの巣をふたりで熱心に観察していたり、泥団子を作ったり。

そんなこどもたちを見ていると、庭を作って良かったなぁと思うのです。

 

庭でカメも飼っています。

 

こどもたちが巣立ったら、庭を畑にするも良し、庭じまいをするも良し。

その時が来るまでは、この庭でたくさんの思い出を作りたいなぁと、夏の庭を眺めながら思ったのでした。

 

 

 

それにしても、暑い…。

今日の外気温@38℃。体感温度@46℃。(本当??)

【気になるマッチングサービス】

長男出産後、夜に外出することはほとんどなくなりました。

と言うより、できなくなった、が正しいかも?

記憶にあるのは先輩と外食した2回くらい。

次男出産後はコロナ禍と言うこともあり、完全にゼロに。

 

週末はこどもたちを夫に任せて出かけることはありますが、たいていカフェに入って読書、日記を書く、本屋さんを周る、ことなんですが夕方には力尽きてしまうんですよね。

ならば、ひとりホテルステイをしてみたい、ベッドでゴロゴロしながら好きなだけ本を読みたい、と思ったわけです。

清潔で整った静かな空間で、ひとり好きな時に好きなだけ本が読める。

なんと言う贅沢…。

 

そこで気になったのがこちら。

bookhoteljimbocho.com

 

このホテルにある面白いサービスが、宿泊者限定のブックマッチングサービスです。

「本」と「人」とをつなぐ架け橋。素敵。

 

読書をする楽しみは、自分で無数にある本の中から「これを読みたい!」と思える本を"選ぶ"楽しみもあると思います。

けれど私の場合、服と一緒でいつも同じ趣向、その時に興味のある本ばかりになってしまいがちなので、第三者に選んでもらうと言うのは何とも魅力的。

どんな本に出会えて、自分はどんなことを思うのか?

何だかワクワクするのです。

 

人生ひっくり返るような出会いもあるかもしれません…。

 

ひとりホテルステイが実現するのは、息子たちがもう少し大きくなってからだとは思いますが、私のやりたいことの備忘録として。

 

このホテルも気になります。

www.shibaparkhotel.com

 

ホテルではないですが、親子で本を楽しめそうです。

kadcul.com

 

 

【家事は大変って気がつきました。】

前回ブログに書いた通り、料理が苦手な私。

そして目に入ったのがこちらの記事。

記事のタイトルは、

「家事は知的労働に劣る」という発想の大問題 料理を「毎日」作ることの大変さは語り切れない

です。

 

お総菜の宅配サービス「つくりおき.jp」を運営する社長と生活史研究家の方の対談記事なのですが、大変興味深く読ませてもらいました。

 

toyokeizai.net

 

うんうん、と頷いてしまったのが、

 

・「義務」としての料理から解放されると、料理の楽しさが生まれる

・家事の大変さを理解してもらうには、例えば料理というのは、作るだけじゃなくて、メニューを考えたり、栄養を考えたり、子どもの好き嫌いを考えたり、冷蔵庫の中身を思い出したり、いろいろなものが付随しているし、それが心の重荷になるんだよ、みたいなところから説明しないといけない。

料理というのは、作るだけでなく、それに付随する「脳内タスク」がある。

 

まさにその通りですね~。

義務でなければ、そしてそれが毎日でなければ余裕が生まれて、きっと私なりに楽しみながら料理ができるんだろうな。

 

記事には軽視されがちな家庭内労働を、外注できるサービスを用意することで可視化し、外注したらこんなにもお金がかかることを主に女性が一人で無償でやっているんだよ、と言う大変さを理解してもらいたい。

この大変な家事を女性がほぼ一人でやることがまだまだ一般的な世の中なので、「毎日」「何年も」やり続ける大変さがもっと認識されてほしい。

とお二方の意見があるのですが、こちらも激しく共感。

 

もちろん女性ではなく主な家事を男性が担っているご家庭もあるでしょう。

つまりは家庭内の一人にその負担をかけすぎない、大変さを家族全員で共有できる、お互い労れること、が大切なんですよね。

 

わが息子たちは、私たち夫婦の仕事、家事の分担スタイルがきっとスタンダードとして育っていくわけなので、家事=母親がやること、と言う刷り込みだけは避けたいな、と思っているところです。

 

この本、早速読んでみようと思います。

 

 

【家電について。すべては家庭の安寧のために。】

料理が苦手です。

まず献立を考えることが苦痛…。

私の場合、献立を考える時に

①予算内で買った食料品の中から

②家族が食べてくれるもので

③栄養バランスもまぁまぁとれていて

④園の給食と重ならない献立

を一応意識しているのですが、私にとってはなかなかにハードルが高い作業なのです。

③と④を考えなかったとしてもやはり苦痛。

献立を決めても、作ると言う作業は残っている…。

 

ざっくりと一週間分の献立を考えて買い出しするものの、いつも同じメニュー、調理法になりがちです。

栄養満点でかつ美味しい料理は作ってみたいけれど作れないし、作る時間は最低限にして少しでも自分の時間にしたい…。

 

 

調理家電に助けてもらうしかない。

この本を読んで知ったのがホットクックの素晴らしさ。

 


 

 


 

 

お味噌汁もカレーも肉じゃがも、ほったらかしでできるなら万々歳です。

ある程度献立を考える必要はあるものの、材料を切って入れるだけで、その後の調理をお任せできるなら、私も頑張れます!

 


 

 

想像以上に大活躍。食洗機、お掃除ロボットドラム式洗濯機

引っ越しを機に食洗機とドラム式洗濯機を購入し、アパートでは影の薄かったお掃除ロボットも今は大活躍しております。

これらはあったら良いな~くらいで頭の片隅にあったものの、なくても生きていけるし余裕があれば買おう、と思っていました。

 

が、導入してみてびっくり。

こんなに楽できるの…!

シンクに洗い物がたまっていても、食洗機にお任せするからイライラしない。

洗濯物を干す元気がなくても、乾燥機までかけてしまえばあとは寝てもOK!洗剤の自動投入も使ってみたらなんて楽ちん。

掃除ロボットのボタンを押せば、仕事中にお掃除を済ませてくれる。

ホコリでは死なないと言うけれど、私は気になって心が死んでしまいそうなのでね…。

 

日々生活する上で、自分の気持ちに"余裕"があることは、何よりも大切です。

その余裕は優しい気持ちを生み出し、こどもたちや夫へとつながり、家庭の安寧へとつながっていくと思うのです。

 

と、こんな経緯もあり、家電の素晴らしさを実感した私。

もちろん電気代は気になるけれど、今優先すべきは自分の心の状態。

きっとホットクックも大きな助けになってくれるはず、と大きな期待を寄せているわけであります。

 

まずはレンタルしてみようか、思い切って買ってしまおうか、しばし悩んでみることにします。

セミが鳴き始める前には決めます。